■Canon
・EOS kiss M
・EOS kiss X90
・スピードライト470EX-AI
M100のピンクは単なるカラバリなので省略。最も注目なのはKissMでしょうか。kissシリーズ発のミラーレス、しかも瞳認識AFやAPS-C機では初となる4K動画を搭載してきました。ただ、4K動画がクロップがかかったり、DPCMOSAFが効かずにコントラストAFになるなど機能的な制限も多い模様。しかし価格も直販ボディ単体で73500円(税別)とマーケティング的にはかなり売れそうな機種となっています。
そして、画期的・・?な新機能を搭載してきたのがスピードライト470EX-AI。
公式プレスリリース内の動画にもあるように自動でバウンスしてくれるというスグレモノ・・・?です。果たしてこの機能がどこまで役に立つのは謎でありますが、面白そうだなとは思います。
■Nikon
・AF-S NIKKOR 180-400mmF4E TC1.4 FL ED VR
現状ニコンはこれのみ。信憑性の高い噂すらありません・・・・・・
レンズ的には明らかにがっつりプロ向けですので、一般的に売れるレンズでもなく、一般ユーザー向けには何もありません。
ほんとにニコン大丈夫か???
■SONY
・α7Ⅲ
SONYからは待望のα7Ⅲが登場です。予想をいい意味で裏切り、24MPは据え置きながらも裏面照射型CMOSセンサーへと進化し、高感度性能は常用最大ISO51200、拡張ではISO204800とかなり高感度性能が向上しました。そして秒間10コマの高速連写、更には像面位相差AFのセンサーが653点と大幅に増え、AF性能も大幅に向上しています。全般的にはα7RⅢの低画素版で、ボディは同様(但しEVFや液晶などの細部が異なる)、バッテリーも新型のZバッテリーとなっています。
予想市場価格は税別23万円前後とかなりお買い得となっています。これまたR3に続いて売れそうな予感です。(そしてまたマップカメラの中古在庫が・・・)
■FUJIFILM
・X-H1
FUJIFILMからフラッグシップ的立ち位置になるであろう、X-H1が登場。Xシリーズでは初となるボディ内手ぶれ補正を搭載し、BG使用時には秒間11コマの高速連写が可能です。動画機能では4K、C4Kに対応し、F-Logも搭載してきたので、かなり動画にも力を入れていることが伺えます。
■Panasonic
・GX7MK3
・LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm F2.8-4.0 ASPH. POWER O.I.S.
PanasonicからはGX7MK2の後継となるGX7MK3とLEICAバッジの換算100-400mmとなる望遠ズームレンズLEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm F2.8-4.0 ASPH. POWER O.I.S.が登場です。GX7MK3はコンパクトで写真、動画両方の性能がバランス良く作られており、先代から正常進化を遂げた機種といえるでしょう。
50-200mmはマイクロフォーサーズ規格のレンズらしくコンパクトで軽量ですが、換算100-400mmと焦点距離が長く、さらには最短撮影距離が0.75mと短いのも魅力です。
■OLYMPUS
・PEN E-PL9
OLYMPUSから登場するのはE-PL8の後継となるE-PL9です。マイナーチェンジ程度の変化で、特筆すべき点はありませんがカメラ女子向けで一般ユーザー向けにはウケそうな機種ですね。
■PENTAX
・K-1Mark2
PENTAXからはK-1Mark2が登場します。センサーは36MP据え置きで、新たにアクセラレータとリアル・レゾリューションシステムⅡが搭載され、手持ちでもリアルレゾリューションシステムが使用できるようになりました。それ以外の部分はK-1と変わらず、K-1からMark2相当へのアップデートプログラムも実施されます。期待されていた50mmF1.4はダッチアンドトライはあるものの、発売は今年春頃と曖昧な物となっています。
■SIGMA
・14-24mmF2.8 DG HSM | Art (EF・SA・F)
・70mmF2.8 DG Macro | Art (EF・SA・E)
・105mmF1.4 DG HSM | Art (EF・SA・F・E)
・既存14mm〜135mm Artライン Eマウントバージョン
シグマからは3本のレンズが発表されます。更には既存のArtラインのフルサイズ対応単焦点レンズのEマウントバージョンを発売することが発表されました。12-24mmF2.8はニコンで所謂神レンズと言われているレンズと同様のスペックのレンズとなります。性能はシグマらしく解像力抜群なレンズです。
70mmF2.8Macroはカミソリマクロと称された70mmF2.8Macroの後継となるレンズです。フォーカシングは全群繰り出しとなっています。なおこのレンズにはニコンFマウント版が設定されていない模様です。
105mmF1.4はなんと1650gと超巨大!三脚座付きの大口径単焦点レンズです。なんと口径は105mm・・・105mmF1.4に必要な有効口径は75mmですので、むっちゃデカイです。性能は相当期待できます・・・同様のスペックのレンズはニコンからも出ており好評を博していますね・・・
既存レンズのEマウントバージョンはレンズ個々のアルゴリズムのチューニングにより、MC-11よりもAF性能が向上しているとのことです。さらにはマウント交換にも対応、EFやFマウントからEマウント仕様にも交換することが可能な模様です。
そしてファームアップでCanon用のみボディ内補正に対応することが発表されました。今回発表された新製品は出荷時から、既存のレンズは3/7より随時ver2.0のファームが配布されアップデートするとボディ補正が利用できるようになります。
(なんかニコンお自慢の焦点距離に重ねてくるし、Fマウント無かったり、EFのみ対応とかだったり本気でシグマさんニコン嫌いなの・・・?訴訟のこと恨んでるのかな・・・・)
■TAMRON
・70-210mm F4 Di VC USD (Model A034)
・28-75mm F2.8 Di III RXD (Model A036)
タムロンからはこの2本が発表されました。70-210mmF4は人気の70-200mmF4では初となるサードパーティー製で、テレ端も10mm広がっております。28-75mmは元々一眼レフ用にあるレンズをEマウント向けにリニューアルしたレンズで、ワイド端で最短撮影距離がなんと0.19mと超寄れて、ダイナミックな表現が出来るレンズです。更に重量は600gを切りF2.8通しの標準ズームレンズとしてはかなり軽量ですので、発売されたら人気間違い無しでしょう。
主要メーカーのCP+2018で発表される製品は以上となります。ニコンは180-400mmのみと、昨年のDL発売中止、KeyMISSION発表のみの悪夢が再来してしまうのでしょうか・・・
ブースの大きさからしても、去年に引き続きSONYとFUJIFILMには勢いを感じますね。