こんにちは。今日は三脚のお話です。
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— mitsuki (@mo_441_photo) September 16, 2017
現在三脚は、雲台がManfrotto X-Pro3way雲台に、Manfrotto 438 ボールカメラレベラーを挟んで、Manfrotto 190Proカーボンファイバー三脚3段を使っていて、動画撮影時は雲台をManfrotto MVH502AHに交換して使っております。
何が問題かって、第一に「耐荷重がカツカツ(ってかアウト?)」。
一般的に、機材の重量の2倍から3倍の耐荷重がある三脚を選ぶべきとされています。
190Proカーボンの耐荷重は7kgなので、脚単体では2倍だとしても機材の重量は4.5kgまでにすべきであると言えます。
さらに、ここにボールカメラレベラー分の650gを差し引いて3850g、そして雲台がXpro-3wayだと1000g、MVH502AHの場合1600gあるので、3way雲台時で2850g、ビデオ雲台時では2250gまでの機材にすべきなのです。
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— mitsuki (@mo_441_photo) March 3, 2018
5D4BG付き+ロクヨン1型・・・・・・・・・・・・・😣
はい。アウトです。ロクヨン1型は5360gあるので余裕でアウト、ってか本来の耐荷重すらアウトかも。
大体MVH502AH使用時はリグを組んだα6500とレンズぐらいまで、3wayの場合5D4BG付き+70-200/2.8ぐらいまでってところで、この様に超望遠なんか載せちゃいけないわけです。
もちろんManfrottoの雲台や脚はしっかりしているので、破損して機材が落ちたり・・・なんてことは考えられませんが、推奨される耐荷重以上の物を載せるというのはやるべきではない訳です。
なので、耐荷重がもっとある三脚にする必要性があります。
そして第二の問題は、「最伸高と重心の高さ」です。
190Proカーボンの最伸高は135cm、エレベーターを伸ばしても160cmと定点で動画を撮ろうとすると、低く、エレベーターを伸ばすのはいくらなんでも心許ない。
そしてボールカメラレベラーを挟んでいるので重心が高く、パン・チルトのときにブレを起こしやすくなってしまっています。
そして3つ目、これは問題というより願望なのですが、「雲台をアルカスイス互換にしたい」
アルカスイス互換というのは、クイックシューの規格のことでして、詳細は省きますが、簡単に言えば最もメジャーなクイックシュー規格ってところです。
メジャーどころでアルカスイス互換の雲台やクランプ、プレートを作っているのは本家・アルカスイスやRRS、KIRK、SIRUIなどで、最近ではTAMRONやSIGMAの三脚座もアルカスイス互換対応のものになっていたりと、日本でも広まってきています。
あくまで互換なので、メーカー間で装着できなかったりなどの相性の悪さなどもあるのですが、様々なメーカーの雲台を同じシューで使えたり、機種専用のL字ブラケットやホルスターなど汎用性拡張性共に良い規格です。
特に魅力的なのは機種専用のL字ブラケットです。
汎用のL字ブラケットもありますが、側面の端子が使えなかったり、バッテリーがつけたまま交換できなかったりと、あくまで汎用。機種専用の場合端子やバッテリーの部分は使えるように設計されているので、つけっぱなしで平気です。
L字ブラケットの一番の利点はなんといっても、縦位置時。通常三脚座がないレンズでは、雲台を90度傾けて縦位置で撮影しますが、L字ブラケットは縦位置の位置にもシューがあるので安定した状態、かつ光軸が変わらずに縦位置撮影することが出来ます。
問題点をまとめると
・耐荷重
・最伸高と重心の高さ
・アルカスイス互換にしたい
の3つです。
解決方法としては
・耐荷重
・最伸高と重心の高さ
は三脚を買い換えるしか無いです。当たり前だよね。
・アルカスイス互換にしたい
これはいろんな手段があると思うので要検討。
と、いうわけでちまちまと夏ぐらいまでに三脚をどうにかする計画を始動したいと思います:-O
続く。
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